【美容皮膚科】美人はよく眠る?~良質な睡眠と肌の関係~

睡眠イメージ
スキンケア

こんにちは。
新さっぽろ駅・新札幌駅の皮膚科・美容皮膚科「さとこ皮膚科・美容クリニック」です。
 
睡眠が足りないと、目の下にくまができたり、にきびが出たりしませんか?
睡眠は、肌の状態にも深い関係があります。
眠っているあいだに身体の中でどのようなことが起こるのか、また、肌の調子を整えるためにどのような睡眠がよいのか、ご一緒にみていきましょう。
 
 

睡眠は、エイジングに関係があります

眠り始めてからの3時間は、ノンレム睡眠という眠りが深くなる時間帯です。
そのあいだに、身体の中では成長ホルモンが活動し、古くなったり、壊れたりした細胞を再生します。
ですから、睡眠が足りないと細胞の再生が十分に行われず、肌のターンオーバーが乱れることに。
成長ホルモンの分泌は、30歳前後から徐々に減少するといわれています。
十分に睡眠時間をとることで成長ホルモンの分泌を高め、細胞の再生を促すことが大切です。

また、ホルモンの一種であるコルチゾールは午前4時頃から分泌量が急増し、目覚める準備を始めます。

就寝時刻が夜中の1時を過ぎると、成長ホルモンが分泌される時間帯とコルチゾールの分泌される時間帯が重なってしまうので、体が十分に休息をとることができません。
 
 

規則正しい生活で、睡眠ホルモンの分泌を高めましょう

夜になり、周りが暗くなるとともに分泌が始まるメラトニンは、睡眠を促すホルモンといわれ、体内時計のリズムを保つ役割があります。

起床の約15時間後から分泌が開始され、体が寝る準備に入れるようにします。
メラトニンは、光の刺激で分泌されるセロトニンが変化したものです。
 
朝の光を浴びてセロトニンがしっかり分泌されることにより、睡眠中にはメラトニンの分泌が高まります。

メラトニンは体内時計を司るホルモンですが、体内時計は朝日を浴びることでリセットされます。
ですから、朝明るくなったら起き、夜暗くなったら眠るという規則正しい生活を送ることが、良質な睡眠につながるのです。
 
 

良質な睡眠で美肌をめざしましょう

規則正しい生活とともに気をつけていただきたいのが、夜に浴びる明るい光です。
眠る直前まで部屋を明るくしていたり、テレビやスマートフォンの画面をみていたりすると、ホルモンの分泌が乱れます。
遅くても眠る1時間前には部屋を薄暗くし、テレビやスマートフォンの画面を消し、部屋を真っ暗にして眠るよう心がけましょう。
 
それでも、忙しい日が続くと、思うように睡眠時間がとれないときも。
目の周りの皮膚は非常に薄く、睡眠不足や疲れた時には皮下のうっ血した眼輪筋が赤黒く透けて見えます。
こうしたくまは、美容皮膚科で治療することができます。

睡眠不足で血の巡りが悪くなり目の下にできたくまは、レーザーシャワーで血行を良くすることで対処します。
レーザーシャワーはコラーゲンの産生を促すので、目の下の皮膚の厚みを整えたり小じわを浅くしたりする効果があります。
それによって、くまが目立たないようにすることができます。

そのほか、色素沈着によるくまにはピコトーニング、たるみや凹みによるくまにはヒアルロン酸注入など、お一人ずつのお顔を見ながら治療法を決めていきます。

目周りの皮膚は非常に薄く、ゴシゴシ擦るスキンケアは色素沈着になるため禁物です。花粉症やアトピー性皮膚炎などで目周りの炎症が強い方、目薬をさす習慣のある方は特に気を付けましょう。
 
くまをはじめ、しわやたるみなど気になる肌のご相談は、厚別区にある「さとこ皮膚科・美容クリニック」にご相談ください。

ホームページでも解説していますので、こちらのページもご覧ください。

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