スネコスパフォルマを導入しました
こんにちは。
札幌市厚別区新札幌の皮膚科・美容皮膚科「さとこ皮膚科・美容クリニック」です。
このたび、新しい注射製剤であるスネコスパフォルマを導入しましたのでお知らせします。
スネコスという名称の注入剤は数種類ありますが、いずれもCEマーク クラスⅢ(欧州安全基準適合の承認)を取得し様々な試験により有効性と安全性が証明されており、EUにおいて医療機器としての認可を受けております。
スネコスには6種のアミノ酸と非架橋ヒアルロン酸が使用されており、時間の経過と共に代謝されます。
スネコスシリーズには従来からスネコス200とスネコス1200がありますが、スネコスパフォルマは他のスネコスに比べてアミノ酸とヒアルロン酸の含有量が高くなっており、コラーゲンやエラスチンといった真皮の線維成分をより増強させることが可能です。
架橋剤等の化学物質を含まないため皮膚内での蓄積の心配がなく長期的な有害事象の危険性が低く、本剤はシンプルな組成の製剤で副作用が非常に少ないことが海外の臨床試験によって報告されています。
ヒアルロン酸製剤やコラーゲン製剤等の注入剤によるアンチエイジング治療は、2000年以降より米国・欧州・韓国等をはじめ広く認知された治療法です。
近年では「肌育(はだいく)治療」という名称でも認知が広まってきています。
日光暴露や加齢などによりコラーゲンとエラスチンが失われ皮膚の老化に関連することが報告されていますが、本製剤の皮内注入によりコラーゲンとエラスチンの再合成を誘発し、若々しい表情を取り戻します。
メーカー提供写真ですが、実例をご紹介します。

下眼瞼の小じわ・くま治療として、当院ではトレチノイン・レチノールに代表される外用、CO2フラクショナル・デンシティアイをはじめとした機器治療、ヒアルロン酸・ベビーコラーゲンを用いた注入治療を行ってまいりました。
ベビーコラーゲンはその名の通り赤ちゃんの肌に含まれるコラーゲン比率をもとに作られた製剤で、治療部位で自身のコラーゲン産生を促すことから元祖肌育製剤といっても過言ではない製剤です。
ただ、ベビーコラーゲンはコロナ禍以降に供給が不安定だったこと(現時点では落ち着いています)、そして血液成分由来のため献血ができなくなる制限があり、それを好まない患者様もいらっしゃいます。
スネコスはヒアルロン酸とアミノ酸からできた製剤なので、献血の件が気になる患者様にもご提案しやすくなりました。
当院での症例もご紹介します。目元のちりめんじわに対してスネコスパフォルマを2週間に1回で3回注射しました。(上:施術前、下:3回目の注射から2週間後)


少しですが、目の下のクマも浅くなっています。
笑った時のシワも入りづらくなりました。ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)は使用しておりません。(左:施術前、右:3回目の注射から2週間後)


施術直後です。注射部位に赤みや多少の内出血が出ます。今回は目周りを集中的に治療しました。

スネコスや顔だけでなく、首や手の甲にも注射することが可能です。メーカー提供写真ですが、首の施術写真(上:施術前、下:2週間ごとに4回施術した4週間後)も掲載します。


首の細かいシワ・横に入る線状のシワに対して注射することで、肌のハリを出していくことができます。(首に縦に入るシワはボツリヌストキシン製剤が適応になります。)
手の甲も年齢とともに肌の厚みがなくなっていく部分なので、スネコスパフォルマのよい適応になります。
この製剤の注射方法は複数ありますが、当院では院長が1か所ずつ細かく注射していきます(いわゆる「ドクター手打ち」と呼ばれる手法です)。
最初は2週間に1回の施術を3~4回行い、その後は数か月ごとの定期的なメンテナンスをお勧めしています。
治療費は以下の通りです。施術をご希望の方は診療時間内にお電話でご予約ください。011-807-0178です。

①外用治療
②機器治療
③注入治療

札幌市の皮膚科専門医・美容皮膚科医です。2022年7月に札幌市厚別区新札幌にて「さとこ皮膚科・美容クリニック」を開院しました。
私自身が体質的な敏感肌に悩み、普段のスキンケアを見直すことで肌のトラブルを減らせると痛感しています。
忙しい外来では伝えきれないたくさんのことを、記事を通してお届けしたいと思っています。
スキンケアのよくある間違いについて医学的な視点でお伝えしているほか、敷居が高いと思われがちな美容皮膚科治療についても皮膚科専門医として発信していきます。
2006年札幌医科大学卒業
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医/美容皮膚科・レーザー指導専門医
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