【ニキビ跡・シワ治療】CO2フラクショナルレーザーAcupulseを導入しました

ニキビ

こんにちは。

札幌市厚別区新札幌の皮膚科・美容皮膚科「さとこ皮膚科・美容クリニック」です。

このたび、CO2フラクショナルレーザーのAcupulse(アキュパルス)を導入しましたのでお知らせいたします。

アキュパルスはルミナス社製のCO2(炭酸ガス)レーザーです。ルミナス社は世界初の医療用CO2レーザーを開発した会社です。

CO2レーザーは数多くの会社から出ていますが、アキュパルスは複数の機能を搭載しており、大きく2つに分けることができます。

 

削るモード

まずは、削るモードです。イボやほくろの治療に使います。   

従来のCO2レーザーと違うところは、コンピューターで制御されたスキャナを搭載していることです。

 

「無炭化」というのは、照射した部分が焦げつかないということです。焦げつくと、傷跡の赤みや色素沈着につながりやすいんですね。

従来のCO2レーザーと比較し、治療内容は「削る」ことに変わりはないんですが、日常的な例でたとえると、「ニンジンの皮むきを包丁で行うか、ピーラーで行うか」に近いと思います。

ピーラーの方が、早く均一な厚さで皮をむくことができますよね。

もちろん、包丁での皮むきであっても匠の技があればピーラーと同等に行うことができますが、どんなニンジンの形状であっても(=病変がどのような状態であっても)早く正確に均一に削れるというのは良好な治療結果を出し続けるために大切な条件です。

炭化層が極力できないことで、術後の傷の赤みや色素沈着も最小限に抑えることができます。

当院ではイボ・ほくろ治療のご希望が非常に多く、数が多い場合は照射時間が長くなる傾向にありました。

しかし、今回のスキャナを導入したことで手早く削れるので熱さを感じる時間が短くなり、体のイボの場合は治療時の体勢を維持するのも楽になるかと思います。

大きなイボも、出血をほとんど起こさずに削れるようになりました。こちらは頭のイボですが、出血は局所麻酔の針穴だけでした。

 

術後約2週間、赤みは残りますが傷は治っており、髪の毛も新たに生えてきています。

施術後に1-2週間の軟膏処置をしていただく点は従来と変わりませんが、出血がないので術後の処置が楽になりました。

 

フラクショナルモード

2つめのモードはフラクショナルモードです。小じわ・毛穴・にきび跡・目周りのたるみ(皮膚の引き締め)に使うことができます。

フラクショナル、とは点状に小さなレーザーの光を照射する方法です。面で全体的に大きく削るのとは違い、細かい点で打つことで正常皮膚を残しながら治療します。

ニキビ跡・小じわなどの治療に有効です。

ニキビ跡に対するCO2フラクショナルレーザーでは、1週間ほど細かいカサブタができ、メイクができない期間があります。

スタッフの治療経過をお示しします。

COMBOモードのところは特に、レーザー照射の跡がはっきり分かりますね。

ただし、色素沈着や術後の赤みには個人差があるため、治療の経過写真撮影にご協力いただけるモニターの方を募集しております。

治療価格は下記の正規価格の7割です。モニターの対象になる範囲は、「顔全体」または「両頬」となります。

モニター応募には条件がありますのでご確認ください。

モニター対象になるのは比較的重症なニキビ跡の場合です。診察の結果、モニター適応にならないこともありますのでご了承ください。

治療の概要は以下の通りです。

モニターへのご応募は関係なく、治療のご予約はお電話で承ります。011-807-0178までお電話ください。よろしくお願いいたします。

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