脂肪溶解注射のお知らせ

ダウンタイムが少ない治療

こんにちは。

札幌市厚別区新札幌の皮膚科・美容皮膚科「さとこ皮膚科・美容クリニック」です。

5月より新規の治療をいくつか導入していますので、順番にお知らせしております。

今回は脂肪溶解注射についてご案内いたします。

脂肪溶解注射は、顔の局所の脂肪を治療するのに向いている薬剤です。

いくつかの製剤がありますが、その中で今回は「BNLS FAT BURN」という文字通り脂肪を燃やすための製剤を採用しました。

 

脂肪を溶解する主成分はデオキシコール酸で、米国FDA(厚生労働省に相当する機関です)が認めた成分を高濃度で配合しています。

脂肪細胞の膜を直接破壊する働きがあり、破壊された脂肪はリンパ管などを通じて排出されます。

1本で治療できる範囲が4cm×4cmほどと比較的小さいため、顔の部分的な脂肪の溶解に適しています。

注入直後の赤みはない場合がほとんどですが、施術当日は入れた薬剤の量だけ腫れやむくみが生じる場合があります。

BNLS製剤は数種類あるのですが、デオキシコール酸が高濃度のFAT BURNを採用しています。そのため、他のBNLS製剤よりも術後の腫れや痛みを伴う可能性があります。

妊娠中および授乳中の方や、過去にアレルギーを起こした方は施術が受けられません。

他に脂肪を溶解する方法としては、当院ではHIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波)のリニアモードを用いた治療があります(HIFU二重顎というメニューです)。

リニアモードでも脂肪減少効果はあるのですが、神経の直上などは当てられないため、治療できる部位に制限がありました。

BNLS FAT BURNは、ほうれい線の上や口角の横、顎下が良い適応です。

HIFUとの併用も可能ですので、二重顎部分など広い範囲を短期間で治療したい方はご相談ください。

治療後は、脂肪の燃焼を高める有酸素運動を行っていただくことをお勧めします。

また、急激な体重増減(特に2㎏以上の体重増加)は治療効果が分かりづらくなりますので体調管理にはご留意ください。

脂肪溶解注射については、もちろん治療単体でお受けすることもできますが、お顔全体のバランスを見ながら適応をご提案したほうがよいと考えています。

判断に悩まれる場合は、たるみ治療のカウンセリング予約をホームページよりお取りいただければと思います。

同日の注射もご希望の方はお電話でご予約ください。(011-807-0178)

※その他、脂肪にアプローチする機器が導入されますので、届き次第お知らせいたします。

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