小顔・顔やせに効果的な方法とは?【美容皮膚科】でできる治療法
こんにちは。
新さっぽろ駅・新札幌駅の皮膚科・美容皮膚科「さとこ皮膚科・美容クリニック」です。
「すっきりした小顔になりたい」
シャープなフェイスラインは永遠の憧れですよね。
年齢を重ねるとともに、顔が少し大きくなったように感じることはありませんか?
顔の大きさは、生まれ持った骨格だけで決まるわけではありません。
たるみや生活習慣がその後の顔の大きさを左右していきます。
なぜ、年齢を重ねると顔が大きく見えてしまうの?
肌にハリや弾力を与えるコラーゲンが減少すると、肌が垂れ下がり、皮膚がたるみます。
さらに、年齢とともに骨は痩せ細っていくため、皮膚が余り、フェイスラインがもたついてしまうのも、加齢で顔が大きく見える原因のひとつです。
頭蓋骨の眼の穴(眼窩=がんか)が大きくなり、こめかみは痩せ、顎の骨も小さくなっていきます。年齢とともにこめかみや頬が凹んできて輪郭が凸凹すると、錯覚で顔が大きく見えてしまいます。
特に女性は、更年期に女性ホルモンが減ることが骨の痩せに影響していることが分かってきました。
詳しい変化は、こちらの記事をご覧ください。
また、歯ぎしりや強い力で噛みしめる習慣があると、咬筋(こうきん)が必要以上に発達して、エラが大きくなります。
若い時は卵型の輪郭ですが、徐々に下へパーツが下がっていき、四角形の輪郭に変化していきます。
(アラガン社 資料より引用)
毎日の正しいケアで小顔を実現
毎日の生活習慣を見直すことで、たるみが改善され、小顔が実現する可能性があります。
顔には、咀嚼(そしゃく)したり表情を形成したりするための筋肉がたくさんあります。
顔のどちらかだけで食べ物を噛むクセがあると、エラの筋肉(咬筋)の発達具合に左右差が出て、顔の左右非対称の原因になります。
また、歯ぎしりを改善させるためにかみ合わせを整えることも大切です。歯科でかみ合わせの微調整を行ってくれる施設もあります。
食いしばりの癖がある場合は、長期的にみると歯が欠けたり知覚過敏の原因となったりするので、できるだけ早く対処しましょう。
体重が2kg増減すると顔にも変化が表れることが多く、太ることでフェイスラインがもたついたり、痩せると逆に頬がこけたり、皮膚が余ったりといったことを経験します。
たるみの治療効果も分かりづらくなるため、急激な体重変化は避けることをお勧めします。
美容皮膚科で原因に直接アプローチ
脂肪を取り除く外科手術もありますが、内出血や腫れといったダウンタイムも大きくなりますし、全身麻酔が必要になります。
そのため、ダウンタイムが少なく身体にやさしい治療がよく選ばれています。
美容皮膚科での治療は即効性が高いのが特徴です。
●超音波治療(HIFU ハイフ)
レーザーでは届かない肌の深層にある筋膜に働きかけて、リフトアップさせます。
同時に、コラーゲンを生成する効果もあるので、肌のハリを取り戻す効果も期待できます。
当院に搭載しているリニアカートリッジは脂肪減少効果があるため、二重顎にもアプローチできます。
半年~1年ごとに治療を繰り返すと変化が分かりやすいです。
●ヒアルロン酸注入
注入したヒアルロン酸が、元々皮膚の中にあったヒアルロン酸と結びつき、皮膚に弾力を取り戻します。
顔を立体的に見せて、小顔に見せる効果が期待できます。
こめかみや頬といった痩せの部分に注入し輪郭を整えることで、リフトアップだけでなく視覚的にも小顔をめざします。
当院ではナチュラルな仕上がりを目指していますので、顔がパンパンになるような注入はしておりません。
一度注入すると1年ほど効果が持続しますが、適宜追加注入を行うことで効果を更に長持ちさせられることが分かってきています。
●ボツリヌストキシン注射
筋肉の働きを弱くして、使わなくなった筋肉を小さくします。小顔という観点でいえばエラに注射するのが効果的です。
ゆっくりと時間をかけて、自然な感じに整えるので、まわりの人に気付かれにくい治療法です。
ただし、薬剤量を多くして一気にエラを小さくしようとすると、皮膚が余ってほうれい線やマリオネットラインが目立ちやすくなります。(分かりやすい例えとして、「出産後に急にお腹がペタンコになると皮膚が余って垂れて、なじむまでに時間がかかりますよね」とご説明しています。)
また、年齢とともに顎の骨が小さくなってきますと、フェイスラインのもたつきにも関係してきます。
顎の筋肉が常に緊張してシワが寄るようになり、俗に「梅干しジワ」と呼ばれる変化が表れます。顕著な場合、顎先がゴツゴツと波打つようになります。
(写真はイメージです)
ボツリヌストキシンやヒアルロン酸の治療で顎の形を整えることも輪郭形成に大切な要素です。
このように、原因ごとにいくつかの治療を組み合わせながら、輪郭を整えて小顔をめざしていきます。
当院では、HIFUとボツリヌストキシン注射とヒアルロン酸注入の組み合わせ治療もご提案しております。
なお、小顔になろうとして間違ったマッサージや運動をしていると、反対に顔をさらに大きくしてしまったり、皮膚トラブルを引き起こしたりする可能性もありますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
新札幌の「さとこ皮膚科・美容クリニック」は皆さまが理想の顔に近づけるようにお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。
札幌市の皮膚科専門医・美容皮膚科医です。2022年7月に札幌市厚別区新札幌にて「さとこ皮膚科・美容クリニック」を開院しました。
私自身が体質的な敏感肌に悩み、普段のスキンケアを見直すことで肌のトラブルを減らせると痛感しています。
忙しい外来では伝えきれないたくさんのことを、記事を通してお届けしたいと思っています。
スキンケアのよくある間違いについて医学的な視点でお伝えしているほか、敷居が高いと思われがちな美容皮膚科治療についても皮膚科専門医として発信していきます。
2006年札幌医科大学卒業
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医/美容皮膚科・レーザー指導専門医
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