【保存版】ピアスのトリセツとトラブルシューティング

ピアス

春休み、ピアスを入れる方も多いですよね。

ピアスは体に傷をつけて身に着けるアクセサリーなので、トラブルを起こさないようにすることがとても大切なんです。

まず、ピアスの穴開けは医療行為です。

安価なピアッサー(穴開け器)が出回っていますが、個人で行うことは操作や衛生面で不十分な点が多く、出血・感染・金属アレルギーなどのリスクが非常に高いです

医療機関ですと、金属アレルギーを起こしにくいチタンや医療用プラスチック製のものなど、素材や軸の長さなどの種類が豊富です。

その後に感染などのトラブルを起こしても、きちんと対応してくれます。

以下、順番に説明していきますね。

①ピアス穴開け前に気を付けること

②ピアス穴開け時に確認したいこと

③ピアス穴開け後の管理

④セカンドピアスの選び方も、とても大切です

⑤感染してしまったら

 

 

①ピアス穴開け前に気を付けること

ピアスの穴開け前に済ませておいた方がいいことについては、あまり知られていません。

ピアスの穴を開けると4-6週間つけっぱなしになるので、あらかじめ気を付けておくべき予定があるんですね。

 

■ヘアカラーやパーマ
 

美容室ではビニールの耳キャップを付けてくれるところもありますが、何回も流しているうちにキャップの隙間から薬液が入ってしまうことがあります。

また、あなた自身でカラーリングする場合も、耳に触らずに薬液を塗るのは、意外に難しいのではないかと思います。

できたてのピアスの穴はまだ「傷」ですので、そこから薬液の成分が入ってかぶれることも考えられます。

ヘアカラーやパーマをしてからピアスの穴を開けに行くことをお勧めします。

白髪染めの場合、1か月ごとにする方も多いので、染めた直後にピアスの穴を開けに行くといいですね。

ピアスは自費ですが、たいていのクリニックでは予約なしで受け付けています。

 

■MRIや特殊な医療機器
 

春休み、娘さんと一緒にピアスデビューをしたいというお母さまも結構いらっしゃいます。

40代以降になるとMRIを撮ることも珍しくありませんが、MRI検査は金属を外さなければなりません。

クリニックで入れるピアスはチタン製のことが多いのでMRIが絶対ダメではないのですが、検査条件に制限がかかることもあるため、ピアスを着けたままの検査はお勧めしません。

他にも、特定の検査や美容医療機器なども、金属を外す必要があります。

MRIとは違って、チタンさえも許されない場合があります。

このようなことを知らずに予定を組んでしまった場合、その場で外さなければなりませんが、穴開け4週間以内に付け外しするのは望ましくありません。

ファーストピアスは留め具が固く外れづらくなっており、軸の先端も尖っています。

穴が完成する前に付け外しすると、ピアスの穴を傷つけたりばい菌が入ったりするリスクが高くなります。

ピアスの穴を開けるとき、長く見積もってその先2か月は大きな検査や治療の予定が入らないように気を付けましょう。

既に予約が入っている場合は、それが終わってからピアスの穴を開けた方がいいですね。

特にMRI検査はもともと予約が取りづらいことが多いので注意しましょう。

(次ページに続きます)

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