にきび・にきび跡｜新さっぽろ駅・新札幌駅の皮膚科・美容皮膚科なら【さとこ皮膚科・美容クリニック】

こんなお悩みは
ありますか？Case

• にきび跡が凸凹している
• にきび跡が赤くなっている
• にきび跡が茶色に変色している
• にきび跡がしこりになっている
• にきび跡がケロイドになっている

症状の原因Cause

凸凹したにきび跡

にきび跡が凸凹している状態から、「クレーター」とも呼ばれています。にきびによる炎症が、周辺の皮膚の組織を壊してしまうために起こります。皮膚の再生は難しく、自然には完治しないので専門的な治療が必要です。

赤いにきび跡

にきび自体は治癒していても、炎症の跡がそのまま赤く残った状態です。ほとんどは、2カ月ほどで自然に薄くなり目立たなくなります。しかし、強い炎症を伴ったにきびの場合、赤みが長く残ることがあります。

茶色いにきび跡

にきび跡が茶色く変色して、シミのように見える状態です。にきびの炎症から肌を守ろうと、メラニン色素が大量に生成される働きが原因でおこります。炎症がおさまっても、メラニン色素はそのまま肌に残ってしまいます。
しこりとケロイド状のにきびは、貼り薬や注射などの保険診療で対応します。

治療メニューTreatment

レーザー治療

「PicoWay(ピコウェイ)」
波長の異なる3種類のレーザー照射を使い分けて、短い時間で効果的な治療が行える医療用レーザー治療機器です。ピコ(秒)という短時間でのレーザー照射により、肌へのダメージや痛みを最大限に抑えられます。なかでも、点状に集中してレーザー照射するピコフラクショナルモードでは、肌の再生を促すため、凸凹したにきび跡の改善に効果的です。

「GentleMax Pro(ジェントルマックス プロ)」レーザーシャワー
波長の長いレーザーを当てることで肌のコラーゲンの活性化を促し、毛穴を目立たなくします。顔全体にシャワーのようにレーザーを照射していく治療です。血管にも反応するため、赤ら顔やにきび跡の赤みにも有効です。ケミカルピーリングと併用するとより効果的です。

ケミカルピーリング

肌の古い角質や汚れを取り除き新陳代謝を促す治療方法です。新陳代謝が活発になることで、肌の再生機能であるターンオーバーを正常に整える効果があります。また、毛穴詰まりを取ることでにきびの予防にもなります。

イオン・超音波導入

肌表面に微量の電流を流し、美容成分を効果的に浸透させる治療方法です。本来であれば美容成分は、肌のバリア機能によって肌の奥底までは届きません。わずかな電流を流すことによって、肌のバリア機能を通り抜けて深く浸透させることができます。

※自由診療には、国内の薬機法上の承認を受けていない医薬品や医療機器が含まれます。
※医師の判断により、個人輸入にて導入しております。
※国内の薬機法上の承認を受けていない医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご参照ください。
参照「一般社団法人 偽造医薬品等情報センター」
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/

イソトレチノイン

イソトレチノインはビタミンAの内服薬です。様々な作用があり、皮脂腺の縮小、毛穴詰まり（角化異常）改善、抗炎症効果が認められます。イソトレチノインは海外では難治性・重症にきびの第一選択薬となっていますが、日本では厚生労働省の認可が下りていないため自費治療となります。
当院は保険医療機関であり、皮膚科専門医の立場としてもにきびはまず保険診療で治すべきという考えは変わりませんが、既存の保険治療で改善が認められない方、アレルギーなどの理由で保険の治療薬が使えない方、にきびの強いしこりや凹凸ができてしまう方に良い適応です。
イソトレチノインは以下のような副作用もある薬剤ですので、当院では保険診療で改善しない場合にのみ処方します。また、適応があるか診察のうえ判断いたします。

【診察・採血・処方すべて自費診療としての対応となります。ご希望の方は、WEBではなくお電話（011-807-0178）にて診察をご予約ください。】
初診料：3,300円
再診料：1,100円　
定期採血：1,650円
（イソトレチノイン内服前の採血は、3か月以内の健診などの結果をお持ちいただければ代用できる可能性がありますのでご相談ください。）
他科も含めた既往歴を確認するため、お薬手帳をご持参ください。

【イソトレチノイン（アクネトレント）】
※商品名としてはアキュテイン・ロアキュタン・イソトロインなどありますが効果は同じです。当院では、治療費用を抑えるためにジェネリック製剤であるアクネトレントを採用しています。
10mg 30日分　11,000円
20mg 30日分　16,500円
1箱30日分での販売です。
内服量は20mgを1日1回で始めることが一般的ですが、体重の多い方は増量することがあります。重症な場合は最初から40mg/日で内服します。（10mg錠は、体重換算における微調整で処方します。）
イソトレチノインは脂に溶けやすい性質がありますので、食後に内服する方が効果が高いです。時間は問いません。平均的には5-6か月間内服して終了します。途中で止めてしまうと十分な効果が得られませんので、やむを得ない場合以外は中断しないようにしてください。
内服終了後も長期間効果が持続しますが、人によっては2か月以上の休薬後に2クール目を検討します。内服終了後、治療前の状態まで戻ることは稀です。
海外では12歳から内服可能とされていますが、副作用のある薬ですので保護者の方と相談して内服の可否を決定します。

【副作用】
胎児への催奇形性がありますので、内服中と内服終了後1か月間は避妊を徹底してください。授乳や献血もできません。
※当院ではピル処方を行っておりません。
女性は、妊娠していないことを確認してから内服を開始してください。（妊娠検査薬を使うか、次の正常な月経が始まって2-3日経ってから内服を開始してください。）
授乳中の方も服用できません。
唇や肌が乾燥しますので、保湿で対応してください。乾燥がひどい場合はイソトレチノインを1日おきの内服とします。
肝機能障害・脂質代謝障害が出ることがありますので、定期的に採血します。
最初の数週間はにきびが悪化することがありますが、次第に改善してきますので自己判断で中止しないようにしてください。
一時的に抜け毛が増えることがあります。
頭痛が起きることがあり、症状がひどければ内服中止となります。
うつ病・うつ気質の方は内服できません。
テトラサイクリン系抗生剤（ビブラマイシン・ミノマイシンなど）ステロイド、フェニトインとの内服併用はできません。
肌が敏感になるため、日焼けに注意してください。
服用を忘れても、2回分をまとめて飲まないようにしてください。次の服用時に通常量を内服します。
※重要なもののみ上記に記載しております。その他の注意事項は、同意書でご確認ください。

イソトレチノイン処方は同意書が必要となります。未成年の方は保護者の同意が必要です。
採血結果をお持ちでない方は、初診時に採血して約1週間後に結果が出てから処方します。
治療をご希望の方は自費診療（美容皮膚科）のご予約をお取りください。（イソトレチノインにつきましては、WEB予約ではなくお電話にてご予約ください。）
最後に、イソトレチノインを個人輸入している方がいるようですが、厚生労働省から注意喚起が出ております。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1b.html
イソトレチノインは、海外でも医師の処方箋がないと使えない薬剤です。インターネットで出回っている薬剤の品質は担保できません。
当院ではしかるべき手続きに基づいて輸入を行っております。